「日本三大喧嘩祭り 伊万里トンテントン」−太鼓の詳細

太鼓の伝来
 太鼓は奈良時代に中国から伝来したと言われています。
奈良時代といえば710年〜784年のことで、天皇を中心とする律令制度の出来た時代です。都は奈良におかれました。
 この時代は中国(唐)の文化的影響が強く、太鼓もその一部として伝来したものと考えられます。
太鼓の特徴
 ご存知の通り和太鼓は木の胴に動物の皮を張った原始的な楽器です。牛の皮を使い、くり抜き胴を採用することで、世界で一番頑丈な楽器になっています。よって、良し悪しはともかく力一杯打っても壊れません。逆に洋楽器のドラムと違い、手首だけのステイックワークでは太鼓の持つ本来の音が出ません。
 あくまである程度の強さを持って打ち込まなければなりません。
和太鼓の革(皮)
 一般的に使用されるのは牛皮です。太鼓の種類によっては馬皮も使用されます。海外の太鼓では羊、犬、豚皮なども使用されるようです。(三味線や沖縄の三線(蛇皮線です)まで入れればいろんな皮が使われます。
 牛革の音は重量感があり丈夫で、流通量も豊富なので和太鼓はもっぱら牛革で作られます。
小型の桶胴太鼓等に馬革が使用されます。
 馬革は、音が薄く軽快な音を発しますので、他の太鼓との音のコントラストが面白いものと思います。
ただ馬革は牛革ほど強度と耐久性がありませんので、桶胴太鼓を据え置いて、上から強打する用法の場合は牛革を選択したほうが良いです。

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和太鼓の作り方を詳しく紹介されております。


太鼓の撥(ばち)
 太鼓の大きさや、曲目により使用するバチも替わります。大きな太鼓は太く長いバチで、小さい太鼓は細いバチで打たれます。材料は、メープル(楓=もみじ)、樫(かし)、朴(ほお)、桧(ひのき)等色々です。 硬いバチは強打に耐えますが手首に与えるインパクトが強くなります。やわらかいバチは強打に折れやすいですが、手首を損傷から守ってくれます。他に竹で作った通称竹バチも使用されます。軽快な跳ねるような音がします。 
 本格的な太鼓打ち(伊万里トンテントンの太鼓打ち)は、木材から自分で気に入った長さ、太さ、形に仕上げるようです。 たとえば材木店から適当なヒノキの角材を購入し、適当な長さにのこぎりで切断し、ナイフやカンナで隅を取り徐々に丸く仕上げます。太鼓
要領としては、四角い棒の四隅をカンナで削り、八角の棒にします。で、同じく十六角にします。ここまでくると、もうほとんど丸い棒ですね。完全に角をとります。次に太鼓の革を傷めないように、棒の先を丸く仕上げます。 

 木材を選ぶときは、バチが割れないように木目が斜めに入っているものは避けましょう。 
仕上げは紙やすりで完全に表面が滑らかになるようにします。



けやき材・くりぬき長胴太鼓 〜一尺七寸〜
けやき材・くりぬき長胴太鼓 〜一尺七寸〜


音の鳴り、耐久性ともに和太鼓の最高級の素材である欅を胴に使用しています。また、皮は良質の牛皮から厳選した皮のみを採用しています。
太鼓バチ ヒノキ すりこぎ
太鼓バチ ヒノキ すりこぎ


手元の太さ 3.5cm 先端の太さ 4.5cm 長さ 45cm


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